長岡京市でPFAS検出、各家庭の水道水への影響は軽微

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長岡京市でPFAS検出、各家庭の水道水への影響は軽微

長岡京市は、地下水を使用する市内の一部の井戸から、国の定める暫定目標値を超えるPFASが検出されたため、その井戸を休止することを発表しました

PFAS(ペルフルオロアルキル物質)とは、化学物質の一種で、特に水や油を弾く性質があるため、さまざまな製品に使用されています

しかし、その健康影響が懸念されているため、今回の措置が取られることになりました

市によると、長岡京市内には予備も含めて七つの井戸が配置されています

問題のあった二つの井戸は、神足桑ケ本にあり、検査の結果、どちらの井戸も、1リットル当たり51ナノグラムという値が確認されたとのこと

これは国が定めた暫定目標値である1リットル当たり50ナノグラムをわずかに上回る数値です

市は市民への水道水の影響を最小限にするため、地下水と府営水をブレンドして供給している家庭の水道水について、夏場の使用量が増加することを見越して府営水の割合を高める方針です

また、長岡京市内にある地下水100%水道水供給施設は、今後も従来通り利用が可能です

これからの時期、特に暑くなると水の需要が増えるので、市民も水の使用について気を付けながら、この問題に理解を深めていけると良いですね

ピックアップ解説

PFASは、環境に残留しやすく、人体に悪影響を与える可能性がいわれています。この物質は、調理器具や防水加工された衣料品など、日常生活のあらゆるところに使われており、私たちの生活に密接に関わっています。長岡京市で問題になったPFASの検出は、今後の水質管理にとって重要な警告といえるでしょう。特に、健康への影響が注目されていることから、市民は水の使用についてより注意を払う必要があります。

キーワード解説

  • PFAS(ペルフルオロアルキル物質)とは、良く知られている水や油を弾く特性を持つ化学物質のことです。主に、調理器具や撥水加工製品などに使用されていますが、環境に残留しやすく、健康への影響が懸念されています。
  • 水道水とは、公共の水道から供給される飲用水のことを指します。日本では、厳しい基準に基づいて水質が管理されていますが、地域によって水源や供給方法が異なるため、地元の状況に応じた知識が必要です。
  • 地下水とは、地面の中にある水のことで、地層の中に自然に存在します。井戸などから採取されることが多く、地域によっては重要な水源となっていますが、地下水もまた、質の管理が求められる重要な資源です。

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