和束町で今季初の手もみ茶製造が行われました

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和束町で今季初の手もみ茶製造が行われました

京都の美しい自然が育んだお茶の季節がやってきました!特に、茶の生産が盛んな和束町では、今年も伝統の「手もみ茶」が制作されています



「初市」と呼ばれる新茶の市場が開かれる前に、和束町の施設では16日に手もみ茶の製造が行われました

「手もみ」というのは、蒸した茶葉を手で優しくもんで乾燥させる、昔からの伝統技術です

この方法で作ったお茶は、針のようなくっきりとした形をしていて、香りや味も抜群なんです!

この日、生産者の皆さんは、朝摘みしたばかりの新茶の葉を蒸し器で蒸した後、「ほい炉」と呼ばれる特製の台に葉を広げ、手作業でもんでつややかな茶葉に仕上げていきました

実は、機械を使うと手もみよりも数百倍の量のお茶を作ることができるのですが、その分、心や手間は無くなってしまいます



この作業には約15人が参加し、7時間ほどかけて高級品として知られる1キロ以上の手もみ茶が完成しました

和束茶手揉技術保存会の会長、細井堅太さんは「多くの人に気軽にお茶を楽しんでもらい、手もみ茶の魅力を知ってほしい」と話していました

こうした伝統を守る取り組みは、和束町の未来を支える重要な役割を果たしているのです

ピックアップ解説

「手もみ茶」とは、茶葉の製造方法です。茶葉を蒸した後、手でやさしくもむことで、特有の風味や香りを引き出します。この技術は古くから伝統として大切にされてきました。機械の時代においても、その良さを守り続ける生産者の努力は、和束町だけでなく日本全体のお茶文化にも重要です。手もみの魅力を感じることで、さらにお茶が楽しめるようになります!

キーワード解説

  • 手もみ茶とは、蒸した茶葉を手作業でもんで仕上げる伝統的な製法で、特に香りや味が優れています。今年の新茶の生産でもその技術が生かされています。
  • 和束茶とは、京都府の和束町で生産されるお茶のこと。特に高品質な茶葉が多く、地域の伝統と技術が詰まっています。
  • 茶葉とは、お茶を作る際に使用する植物の葉のこと。緑茶や、紅茶、ウーロン茶など、さまざまな種類があります。

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