最近、特殊詐欺の手口がどんどん巧妙になってきていることに驚かされますね
特に京都では、警察官になりすます手口が増えており、その中でも京都府警の代表番号を使った詐欺事件が確認されました
これには本当に気をつける必要があります
京都府警によると、警察の電話番号が悪用されたのは、今回が初めてとのこと
今年に入ってから全国の警察署で使われている代表番号の末尾「0110」が表示されるスプーフィング(悪用)事件が急増しているそうです
このことは、私たちにとって大変重要な警告ですね
実際に起こった事件
27日午前、山形県の30代女性から「府警の代表番号から電話があった」との相談が寄せられました
この女性の携帯電話には、府警本部の代表番号075(451)9111に似た「+180-075(451)9111」という番号が表示されたのです
通常「+」から始まる番号は国際電話を示しますので、非常に不審です
実は、今月だけで京都府内で警視庁新宿署などの代表番号を使った詐欺電話が2件確認されています
それらの電話では、警察官を名乗る者が「詐欺グループを逮捕したので、あなたも関与している」といった嘘を言って現金を要求してきたとのことです
恐ろしいですね
スプーフィングとは?
スプーフィングとは、実在する電話番号を偽装する犯罪手法のことを指します
詐欺師は巧妙に他人の電話番号を使って、正規の組織のように見せかけるのです
これにより、電話を受けた人は安心しやすくなり、詐欺に引っかかるリスクが高まります
府警は、「もし警察官を名乗る電話があっても、怪しいと感じたらすぐに切り、最寄りの警察に相談してほしい」と強調しています
知らない番号から電話がかかってきた場合は、冷静に判断することが大切です
「スプーフィング」とは、他人の電話番号を利用して通信を行う手口です。詐欺師が実際の警察や他の正規の組織の番号を表示することで、被害者を騙そうとします。このように偽装することで受け取った側は安心しやすく、実際には詐欺につながる危険が高まります。最近では、こうしたスプーフィングを利用した詐欺のケースが増えており、特に注意が必要です。
- 警察官とは、法律に基づいて職務を行う公務員であり、国や地方の治安を守るために活動する人たちです。彼らは犯罪を未然に防ぎ、被害者の支援を行う重要な役割を担っています。
- 特殊詐欺とは、特定の手法を用いて金銭を不正に取得する犯罪を指します。電話やインターネットを利用した手口が多く、特に高齢者を狙ったものが目立ちます。
- 不審電話とは、受けた側が警戒心を持つような電話のことを指します。例えば、知らない番号からの電話や、内容が怪しい場合には、不審と判断されることが多いです。
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