
京都市上下水道局では、令和7年度においても宅地内に残る鉛製給水管について、お客さまの取り替え工事費の一部を助成する制度の申請受付をスタートします
助成対象範囲の図(止水栓から宅地側)
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目的
この制度は、漏水を防ぎ、安全で安心な水道水を安定して供給するため、鉛管を解消することを目指しています
取り替え工事には助成金が支給されます
なお、この工事は京都市の指定業者のみが行うことができます
助成金の概要
受付期間
令和7年4月1日(火曜日)から令和8年1月30日(金曜日)まで
助成対象
(1)対象者
京都市水道事業の給水区域内に位置する給水装置の所有者が対象です
(2)対象工事
宅地内の給水装置にある鉛管を、鉛以外の材質に取り替える工事が対象です
また、漏水修繕の際に鉛管を取り替える工事も含まれます
助成金額
対象工事1件あたり、工事費(消費税を含む)の2分の1を助成します
ただし、助成の上限は150,000円です
この制度は京都市の令和7年度予算が成立した場合に適用され、約40件を予定しています
申請方法
お客さまが選んだ指定業者が、給水装置の所有者の代わりに申請を行います
指定業者の情報は、京都市上下水道局の公式サイトで確認可能です
鉛管からの鉛の溶出について
昭和60年以前に建築された物件には、水道メーターの前後に鉛管が使用されていることがあります
京都市の調査によると、通常の使用では水質基準を満たしており、安全です
しかし、長時間使用されなかった水には鉛がわずかに溶出することがあり、飲み水にはバケツ一杯程度(約10ℓ)を使用しないことを推奨しています
より安心に使用するためには、鉛管の取り替えをお勧めします
報道発表資料
発表日
令和7年3月17日
担当課
京都市上下水道局 水道部水道管路課
電話:075-672-7749