
観光客で賑わう美しい街、京都
その中心に位置するJR京都駅では、観光シーズンに入ると混雑が発生するのが常です
そこで、この度、JR西日本が新たに導入するのは、待ち時間を快適にするための整理券システムです
これは病院の待合室や銀行の窓口でよく見かけるシステムで、モニター画面に自分の呼び出し番号や待ち人数が表示されます
さらに、順番が近づくとLINEでお知らせが来るんです
これにより、特に訪日観光客が多いシーズンでも、待ち時間が更に有効に使えるようになります
実際に、昨年の年末から年始にかけて、京都駅や新大阪駅での待ち時間は平均8分から18分だったといいます
観光客にとっては、時間を無駄にせずに効率よく行動する手助けができるのが嬉しいですね
新設される整理券機は、JR京都駅の在来線の中央口と南北自由通路に位置する西口の窓口に1台ずつ設置され、近くには休憩用の椅子も配置されます
JR西日本は「待ち時間を有効活用してほしい」とコメントしています
この整理券システムは、すでに小倉(北九州市)や新大阪、天王寺(いずれも大阪市)の5駅でも導入されており、4月上旬までには博多(福岡市)や大阪にも拡大される予定です
また、4月からは「みどりの券売機」の機能強化も行われ、交通系ICカード「ICOCA(イコカ)」の定期券払い戻しや特急券の変更が容易になります
これでさらに快適に京都を楽しむことができそうですね
「ICOCA(イコカ)」とは、交通系のICカードです。京都のバスや電車など、多くの公共交通機関で利用できます。このカードを利用することで、切符を買わずにすぐに乗車できるため、観光客にとっても非常に便利です。また、ICOCAカードはICOCA加盟の地域であれば、他の地域でも利用できるため、旅の際に持っておくと安心です。
- 整理券システムとは、順番待ちが必要な場所で使われる方法です。受付で整理券を受け取り、呼ばれるのを待つ仕組みです。待ち時間をモニターやスマホで確認しながら過ごせます。
- ICOCAとは、JR西日本が発行しているICカードです。バスや電車に簡単に乗ることができ、チャージして繰り返し使えます。観光客にも利用しやすい便利なカードです。
- 特急券とは、新幹線や特急列車など、速い列車に乗るために必要な切符です。通常の乗車券とは別に購入が必要で、座席の指定もできます。京都を訪れる際は、効率よく移動するために正しく使いたいですね。
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