
京都府亀岡市余部町にある城西小学校の5年生たちが、平和台公園(下矢田町)の森でクヌギの植樹を体験しました
この活動は地域の森林の大切さを学ぶために行われ、子どもたちが自然と触れ合う貴重な機会となっています
クヌギの植樹体験
児童たちは小さな苗木を持って急斜面を登り、一生懸命に土をかぶせました
亀岡財産区管理会が2013年から実施しているこの体験学習では、子どもたちが自分の手で苗木を植え、森林について学ぶことが目的です
植樹の様子
参加者数 | 48人 |
---|---|
行った日 | 2月上旬 |
植えた木の種類 | クヌギ |
児童たちは一人1本ずつ苗木を穴に差し込み、しっかりと土をかけて踏み固めました
急な斜面での作業に、「滑りそうになったけど、頑張ったよ!」と話す児童もいました
森林の大切さを知る
この体験では、市森林組合の山脇安三・代表理事が森林の重要な役割についても説明しました
例えば、森林は雨水を蓄える機能があり、自然の水資源を守る役割も持っています
児童たちは実際にじょうろで水を苗木の根元に流し込み、土の中に吸収されていく様子も観察しました
未来への願い
11歳の男子児童は「森ができる様子が学べた
植えた木はこの山で一番高い木になってほしい」と、希望を語っていました
彼のような子どもたちが、これからの京都の自然を守っていく大切な存在になることでしょう
ピックアップ解説
クヌギとは、広葉樹の一種で、特に乾燥した環境でも育つことができる強い木です。京都の森にもたくさん生育しており、秋にはどんぐりを実らせ、地域の動物たちの重要な食料源となります。また、クヌギは木材としても利用され、家具や建材など様々な用途に活用されています。こんな風に、身近なクヌギにはたくさんの魅力が詰まっています。
キーワード解説
- 森林とは、木々が密集して生えている場所で、地球の環境を保つ重要な役割を果たしています。
- 自然とは、私たち人間が作り出したものではない、山、川、動植物などのすべてを指します。
- 公園とは、市民が憩い、遊ぶために整備された場所で、緑が多いことが魅力の一つです。
前の記事: « 左京区で小学生向けランニング教室を開催!
次の記事: 亀岡市で横断中の男性がひき逃げされる悲劇の事故 »
新着記事