祇園祭の熱中症対策、クーリングシェルター活用を呼びかけ!

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猛暑が続く京都では、これから行われる祇園祭を楽しむためにしっかりとした熱中症対策が求められています

特に、来週の14日から「前祭(さきまつり)」の「宵山」がスタートし、17日には「山鉾巡行(やまほこじゅんこう)」が行われる予定です

今年もおおぜいの人が集まると考えられており、昨年は祭りの見物に来た25人が熱中症の疑いで病院に運ばれました

このため、専門家や市が呼びかけるのは熱中症対策としての「クーリングシェルター」の活用です

「クーリングシェルター」は、熱中症特別警戒アラートが発令された際に冷房完備の場所として利用できる施設です

この施設は市町村長が法律に基づき指定したもので、京都市には約100か所が存在します

特に、山鉾巡行のコース沿いにある「河原町オーパ」は、そのひとつです

この商業施設では、救護室としても利用可能なメーキャップスペースやソファがあるため、暑さをしのぎながら休むことができます

また、京都市役所も救水器を備えたエリアを開放し、アラートが出ていなくても利用できるようになっています

京都市地球温暖化対策室の佐藤弘樹さんは、「体調に異変を感じたら、無理せずこうした施設を利用して、安心して祇園祭を楽しんでほしい」と話しています

みんなで楽しい祭りの思い出を作るために、しっかり対策をして参加していきましょう!

ピックアップ解説

「クーリングシェルター」とは、猛暑時に熱中症を防ぐために指定された冷房設備のある施設です。京都市内には約100ヵ所あり、商業施設や公的機関が指定されています。気持ちよく夏を乗り切るため、訪れる人たちは利用することで健康を保ち、楽しい時間を過ごせるでしょう。

キーワード解説

  • クーリングシェルターとは、熱中症対策に特化した施設で、冷房のある場所として利用されます。この場所では、体を休めたり、水分補給ができるので、特に夏の過酷な暑さの中で役立ちます。
  • 熱中症とは、気温の高い環境に長時間いることで、体温が異常に上昇し体調が悪くなることです。脱水症状や気分の変化が現れ、ひどい場合は命に関わることもあります。
  • 祭りとは、特定の地域で特別な行事やイベントが行われることを指します。祭りは地域の文化や伝統を受け継ぐ大切な機会で、参加者同士が交流を深める場でもあります。

7月12日(土)

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