
京都市山科区椥辻の新十条通で、驚くべき光景が目撃されました
17日午後11時45分頃、「水が噴き出ている」という通報があり、現地では高さ約20メートルの水柱が立ち上がっていたのです
これは、京都の街の中で思わぬアクシデントが発生した瞬間でした
市の上下水道局によると、噴出したのは口径500ミリの水道管からでした
普段は水道水が流れていない管でしたが、工事のために一時的に水が送られていたのです
しかし、空気を逃がすための空気弁が古くなって破損してしまったことが原因で、水が急に噴き出してしまいました
市の職員がバルブを閉めた後、約1時間で水の噴出は止まりました
また、周辺地域での断水は発生していなかったため、安心しました
現場は山科区役所の近くで、そこを通りかかった25歳の会社員の男性は、あまりの光景に「遠くから白いものが見えたので近づいたら、水が隣のマンションぐらいの高さまで噴き出ていた
こんな光景を見たのは初めて」と驚きを隠せない様子でした
今回の出来事は、たまたま目にすることができた珍しい現象です
京都には、このような意外な瞬間がたくさんあります
街の歴史や文化を知りながら、住む人も訪れる人も一緒に京都を楽しんでいきたいですね
水道管にまつわる話ですが、口径500ミリの水道管は家庭の水道とは桁違いの大きさです。普通の家庭用水道管は、一般的に20ミリから30ミリ程度。この大きな水道管は、多くの家庭に水を供給するために必要です。ですので、水道管が破損すると、周りにも大きな影響が出ることがあるのです。老朽化した水道管は、点検や修理が重要ですが、普段目に見えないところで働いているため、どうしても見逃されがちです。このように水道管の状態に注意を向けることも、私たちの生活を支える大切なことなのです。
- 空気弁とは、水道管の中に空気を逃がすための装置です。水道管に空気がたまると、圧力が上がったり、水が流れにくくなったりします。そのため、空気弁がしっかりと機能することが大切です。
- 上下水道とは、私たちが使う水を供給するためのシステムです。上水道は飲み水や生活用水を供給し、下水道は使用した水を下水処理場に運びます。これによって、私たちの生活が支えられています。
- 老朽化とは、物が長い時間を経て古くなってしまうことを指します。施設や道具は使っているうちに劣化していくので、定期的な点検や修理が必要です。
前の記事: « 京都大学での大学入学共通テストが始まりました
次の記事: 山科区の未解決事件・王将社長射殺から6年 »
新着記事