京都府が駅に特別な鏡を設置し盗撮防止対策を強化

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京都府は、エスカレーターでの盗撮被害を防ぐために特別に設置した「背面確認用の鏡」を利用し、犯罪予防を強化しています

特に、京都市内の駅では、多くの人々が利用するエスカレーターの安全性を高める取り組みとして、もっと多くの透明な鏡を増やすことが決まりました

この鏡は、通常の鏡よりも広い範囲を映し出すことができます

これにより、利用者は背後に誰がいるのかを確認しやすくなり、盗撮行為に対する抑止力を持つと期待されています

実際、京都府警の調査によると、鏡設置前に比べて後ろを振り返る人の割合が急増したとのことです

例えば、京都駅や他の主要駅ではすでに導入されており、これまでに18か所に展開されてきました

しかし、京都府警はこれをさらに広げ、今年度にはさらに10枚を追加設置することを決定しました

最近には、京阪電鉄の出町柳駅で、新たに2枚の鏡を設置しました

京都府警は、この取り組みを通じて、利用者に鏡を意識的に使ってもらい、盗撮防止に寄与させたいと考えています

実際、盗撮事件は主に商業施設や公共交通機関で発生していることがわかっており、エスカレーターや階段は特に注意が必要な場所です

例えば、警察庁が発表した数字によると、昨年の盗撮事件のうち336件が検挙され、その多くがエスカレーターなどで発生していました

これに対し、警察は使用者が注意を払うことが重要だと強調しています

この取り組みをうまく活用することで、京都の安全な公共交通機関利用が促進され、更に観光地としての京都の魅力も高まるでしょう

身近なところからしっかりと防止策を進めて、みんなで京都を守っていきたいですね

ピックアップ解説

「鏡の効果」とは、心理的な要素を利用した犯罪防止の手法です。後ろに鏡があると、自然と振り向いて確認するようになります。このようにして、窃視や盗撮のリスクを減らすための工夫がされているのです。こうした取り組みが成功すれば、他の都市でも模倣され、全国的な安全対策になる可能性もあります。

キーワード解説

  • 盗撮とは、無断で他人を撮影する行為を指します。特に公共の場で行われることが多く、被害者が気づかない場合もあります。これを防ぐための対策が重要です。
  • 公共交通機関とは、多くの人が利用できる乗り物やサービスのことで、バスや電車、地下鉄などが含まれます。料金を払えば誰でも利用できるため、方便さと利便性を兼ね備えています。
  • 犯罪抑止とは、犯罪が発生するのを未然に防ぐための施策や取り組みのことを指します。特に地域住民や警察の協力が求められる重要な課題です。

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