
京都府南丹市の園部町にある京都聖カタリナ高等学校で、看護科の3年生による「戴帽式」が行われました
この特別な日には、男女34人の学生が真新しいナースキャップを手に取り、看護師としての道を歩む決意を新たにします
ナースキャップは、看護師の象徴として特別な意味を持ちます
学生たちは、ろうそくを手に掲げながら、患者のために尽くすことを誓い、観客の前でその熱意を示しました
この看護科は5年制で、初めの2年間に基礎的な知識を学び、3年目から本格的な病院実習に参加します
そうした中で行われる戴帽式は、実習に向けての精神的な準備をする重要な行事で、今年で44回目を迎えました
式典では、保護者や在校生が見守る中、学生たちは緊張した面持ちでナースキャップやバッジを教員から受け取りました
後藤直樹校長は「患者さまの幸せを第一に考え、温かい笑顔で接してほしい」と学生たちに励ましの言葉を送りました
実際に血が通ったような温かさを持つ看護師たちが街の中で増えていくと、私たちの生活はさらに豊かになることでしょう
3年生である松本さくらさん(17)は「ナースキャップをかぶって気持ちが引き締まりました
実習では失敗することもあると思いますが、自分の全力を尽くしたいです」と語り、今後の成長に胸を膨らませています
ナースキャップは、看護師としての資格を示す重要なアイテムです。このキャップは元々、ナースが患者に優しく接し、安心感を与えるために作られました。白いキャップは、清潔感と共に誠実さを象徴しています。最近では、各国でデザインが異なり、国ごとの文化が反映されています。日本だけでなく、他国の看護師もこのキャップを大切にしていますよ。
- 戴帽式とは、看護師としての資格を持つことを祝う儀式です。この式典では、学生がナースキャップやバッジを受け取ります。
- 看護科とは、看護師を目指す学生が学ぶ学科です。基礎知識を学んだ後、実習を通じて医療現場での経験を積みます。
- 高校とは、主に15歳から18歳の学生が通う教育機関です。一般教養だけでなく、専門的な分野を学ぶことにも力を入れています。
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