
京都中部広域消防組合から、ちょっと心配なお知らせがあります
4月4日、南丹市の園部消防署日吉出張所で、救急車の出動がなんと7分も遅れてしまったんです
この日は午後3時15分ごろ、隊員5人が日吉町の防火水槽の調査に出かけていました
でも、隊員たちは携帯するべき無線機を持たずに車から3メートル離れてしまい、その間に出動指令を聞き逃してしまったというのです
出動先は、82歳の男性が肺炎にかかっていて、日吉町の病院から別の病院へ搬送するという大事な指令でした
医師の話によると、遅れた影響で男性の体調には問題がなかったとのことですが、やはりそういったミスがあると心配になりますよね
消防署は、深く反省し、今後は無線機を必ず携帯するよう徹底するとしています
地域の安全を守るためにも、こういったミスが起こらないようにしてほしいですね
南丹市に住む私たち市民も、消防隊の皆さんを信じて、協力して行きたいと思います
ピックアップ解説
防火水槽とは、火事になった際に消火活動をサポートするための水を貯めておく場所のことです。この水槽から消防車が水を汲むことで、迅速に消火が行えます。京都は歴史ある町なので、防火水槽も地域の安全を考えられた設計がなされていることが多く、その役割はとても重要です。消防隊の皆さんがこうした水資源をしっかりと管理し、火事のリスクを減らしているのです。
キーワード解説
- 消防署とは、火事や災害時に消火活動や救助を行うための施設で、地域の安全を守る重要な役割を果たしています。
- 救急車とは、急病や怪我をした人を病院に運ぶための特別な車のことで、医療機器や専任のスタッフが同乗します。
- 肺炎とは、肺が炎症を起こす病気で、咳や発熱などの症状が出ることが多く、高齢者にとっては非常に危険な病気です。
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