
最近、全国の中学生が参加した「北方領土に関する全国スピーチコンテスト」で、京都府南丹市に住む14歳の吉田太陽さんが素晴らしい成果を収めました
彼は、審査委員特別賞という4位の賞を受賞しました
吉田さんは「今も苦しんでいる人がいることを同世代にも知らせたい」と語っています
このコンテストには、なんと5501作品が応募され、2月に東京で行われた最終選考では10人が選ばれ、スピーチを行いました
その中から吉田さんが審査委員特別賞を受けたのです
彼は府代表として登壇し、北方領土で生まれた元住民の方の言葉を代弁しました
その言葉は、「お盆のお墓参りが当たり前だと思っていたのに、自分たちは行きたくても行けない」というもので、多くの人にその苦しみを伝えました
吉田さんは南丹市役所を訪れた際、SNSを利用してこの問題を発信し、若い世代に知ってもらう活用も考えています
このように、次世代の若者たちが大切な問題に目を向け、積極的に発言している姿は本当に素晴らしいですね
また、同じ南丹市の殿田中学校に通う14歳の大沢拓斗さんも、府内の中高生を対象にした「北方領土と私たち」という作文コンクールで最優秀賞を受賞しました
大沢さんは「最初はこの問題を知らなかったけれど、元住民の話を聞いて平和な世の中になってほしいと思った」と感想を述べています
北方領土とは、北海道のすぐ近くにある4つの島々のことです。この島々は、日本とロシアの間で領有権を巡る問題が続いており、多くの元住民の方々が故郷に帰れずに苦しんでいるのです。さて、なぜこの問題が重要かというと、私たちが平和に暮らせることの大切さを教えてくれるからです。この問題を知ることで、自分の国や地域について考えるきっかけになります。
- 北方領土とは、日本の北にある4つの島、いわゆる国後島、択捉島、色丹島、歯舞群島を指します。これらの島々は今も日本とロシアの間で領有権を巡る争いが続いています。
- 平和とは、国や地域、人々が争わずに穏やかに暮らせる状態を表します。戦争がないだけでなく、お互いに理解し合い、尊重し合うことがとても大切です。
- 中高生の意義とは、若い世代が社会や世界の問題に関心を持ち、自分の意見をしっかり持てるようになることを意味します。自分の考えを発信することで、未来をより良くする力を育むことができるのです。
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