北陸新幹線延伸計画 京都市の懸念を解消なるか

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先日、北陸新幹線の新大阪までの延伸に関する重要な会議が京都で行われました

与党のプロジェクトチームが西脇知事や京都市の松井市長と話し合い、地域の懸念を解消するための地元説明会を開催することが決まりました

これは京都市にとっても大きなニュースです



北陸新幹線の延伸計画は、小浜市を通り京都駅へ向かう「小浜・京都ルート」が提案されていて、2025年度中の着工を目指しています

しかし、去年の12月に西脇知事と松井市長が地下水の影響やトンネル工事に伴う土の処理などについて懸念を示したため、具体的なルート選定が保留されました



こうした状況の中、与党のプロジェクトチームの委員長を務める西田昌司参議院議員と、他のメンバーが10日に府庁を訪れて会議を行いました

非公開の会議後、西田委員長は記者会見で、地元の懸念を払拭するために、国が地元説明会を開くことで合意に至ったと発表しました

説明会の具体的な日程や場所は今後調整される予定です



西田委員長は「計画は専門家と相談し、何年もかけて進めてきた

私たちには知識があり、発表できる場を設ければ、皆さんに理解してもらえる」と述べました

これに対して、西脇知事は「府民が理解し納得することが重要なので、事業主体が説明する場は当然必要だ」と意見を述べました

松井市長も「科学的知見だけでなく、特に地下水への懸念は市民が納得することが大事だ」と強調しました

ピックアップ解説

北陸新幹線とは、新潟市と東京を結ぶ高速鉄道のことです。1982年に開業し、長野駅や金沢駅も結んでいます。特に北陸地方へのアクセスが良くなったため、観光産業にも大きな影響を与えています。また、旅行者が利用することで地域の経済が活性化します。このため、北陸新幹線は地域振興の重要な役割を果たしていると言えるでしょう。

キーワード解説

  • 地下水とは、地面の中で水がたまった状態のことを指します。水源として利用されるほか、地元の生態系にとっても重要です。
  • トンネル工事とは、地下にトンネルを掘る工事のことです。鉄道や道路のために行われますが、周囲の環境への影響も考えられるため注意が必要です。
  • 地域説明会とは、地元の人々に新しいプロジェクトの詳細や影響を説明する場のことです。地域住民の意見を聞くためにも重要です。

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