大学のまち・京都では、毎年この時期になると、受験生たちが試験に向けて頑張っている姿が見られます
しかし、残念ながら、この入試シーズンには痴漢や盗撮といった犯罪が増える傾向があります
そこで、京都府警は受験生の安全を守るために、特別な対策を強化しています
最近、受験シーズン中にSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)で痴漢行為をあおる悪質な投稿が増えているのです
例えば、「絶好の痴漢日和」や「#痴漢祭り」といった言葉が目に入ります
これらは、受験生が試験に集中したい時期に、さらに心理的な圧力をかける悪質なものであり、府警はこれを容認するわけにはいきません
京都府警は、試験会場付近でのパトロールを強化し、近隣の公共交通機関や駅でも巡回を行っています
また、サイバーパトロールを実施しており、痴漢をあおる投稿を見つけ次第警告を行っています
学校や学習塾、宿泊施設には、被害報告や相談ができる窓口情報を掲載したちらしを配布し、注意を呼びかけています
大学入学共通テストが行われる1月18日と19日には、警察官が巡回する厳戒態勢が敷かれます
特に、その2日前となる1月16日には、京都駅で痴漢・盗撮対策スタート式が行われ、多くの学生や市民が参加しました
彼らは啓発品を通行人に手渡し、受験生の安全を呼びかけます
もし、受験生が痴漢や盗撮の被害にあった場合、すぐに通報することが大切です
府警は試験後に詳しい聴取を行うため、「試験会場に向かう途中」と伝えてもらえれば、すぐに負担がかからないように対応してくれます
受験生たちが安心して試験に挑めるよう、みんなで取り組んでいきましょう
京都府内では、大学入試が行われる時期になると、受験生たちが特に心配することの一つが痴漢や盗撮です。これらの行為は、受験生の心理に悪影響を与えるため、特に注意が必要です。近年はSNSを利用した悪質な投稿も増え、多くの受験生が脅威にさらされています。京都府警はこれに対抗するため、特別な対策を講じ、受験生の安全を守るためのパトロールを強化しています。皆さんも周囲に気を配り、安全な受験が実現できるように心掛けましょう。
- 痴漢とは、公共の場で他人の身体に無断で触れる行為を指します。特に満員電車などでは、受験生を含む多くの人々が被害に遭いやすいので注意が必要です。
- 盗撮とは、同意なしに他人を撮影する行為です。特に衣服の下やプライベートな状態を無断で撮る場合が多く、これも刑法に触れる犯罪です。
- SNSとは、ソーシャルネットワーキングサービスの略で、人々がオンライン上で情報を共有したり、コミュニケーションを図るためのプラットフォームです。
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