京都府で国際電話利用の特殊詐欺急増中！

最近、京都府内で悪質な特殊詐欺が増えてきています

この詐欺は国際電話を使ったもので、実際に被害が前年と比べて3倍も増えているのです

具体的には、2024年に京都府で確認された特殊詐欺による被害者の約7割が国際電話からの架電によるもので、887件もの報告が寄せられています

国際電話では「+1」（アメリカやカナダ）や「+44」（イギリス）などが使われ、犯人側はインターネットを利用した050から始まるIP電話が多かったのですが、規制の強化により国際電話にシフトしているのです

これぞまさに新たな手口ですね！

警察も対策を強化しており、国際電話の利用を一時的に休止する手続きを進めています

この手続きは無料で、高齢者を中心にサポートを行っています

実際、京都市下京区で行われた手続き支援に参加した89歳の女性は、過去に2度も特殊詐欺に遭っており、「この手続きで安心できる」と話していました

また、府警北署は地域の高齢者に協力を仰ぎ、「+から始まる番号に注意!」というメッセージを掲げたカレンダーを作成し、商店街や飲食店、高齢者宅に配布しました

こうした地道な努力が少しでも被害を減らすことにつながればいいですね

2024年11月には、22件の特殊詐欺事件が発生し、1億2600万円もの被害が報告されています

特殊詐欺は、キャッシュカードをすり替えられるケースや、振り込みを指示されるなどといった形で行われているため、注意が必要です

ピックアップ解説

「国際電話」は、他の国と電話をするための方法です。受信や発信の際、電話番号の先頭に「+」の後に国コードが続きます。たとえば、アメリカの国番号は「+1」です。最近ではこの国際電話を利用した詐欺が増えており、高齢者を狙うケースが特に目立っています。国際電話が悪用される背景には、IP電話の規制が強化されたことがあります。これによって、犯人たちが短期間で手口を変えることが考えられます。しっかりと注意をしましょう！

キーワード解説