京都の祭りやイベントで見かける騎馬隊の姿、皆さんも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?京都府警察本部の「平安騎馬隊」に、この度、新しい馬が仲間入りしました
今回はそのお披露目式についてご紹介します
新たな仲間、6代目愛宕号
京都府警の「平安騎馬隊」は、1980年代に結成されて以来、祭りの警備や交通安全の啓発に力を入れています
現在は、9人の警察官とこれまで6頭の馬が一緒に活動してきました
しかし、令和5年に高齢で引退した馬がいたため、今月、オスで1歳の「6代目愛宕号」が新たに加入しました
お披露目式の様子
1月23日、京都市左京区のきゅう舎で行われたお披露目式では、愛宕号を世話する警察官に任命書が手渡されました
この愛宕号は、これまで引退した競走馬が迎え入れられてきた騎馬隊において、初めて競走馬としての経験がない非常に若い馬です
愛宕号の特徴
性格は穏やかで、人なつっこい一面が特徴です
その名前は、引退した先代の馬の跡を引き継いでいます
これから3年間の調教を経て、騎馬隊の活動に本格的に参加する予定ですが、きゅう舎のオープン日にはぜひ皆さんも見に行ってみてください
世話をする警察官の思い
この愛宕号を世話する南口佑美巡査部長は、「初めて多くの人に囲まれましたが、愛宕号はものおじせず、立派な馬に育ってくれると思います
愛情をたっぷりかけて育てたいです」と、愛情深く見守っています
京都の伝統を支える騎馬隊とともに、愛宕号の成長を温かく見守りたいですね
「騎馬隊」とは、馬に乗って警備やパレードを行う隊のことです。京都府警察本部の騎馬隊は、祭りやイベントでの安全を守るために活躍しています。特に、騎馬隊の馬は引退した競走馬を多く迎え入れますが、若い愛宕号はこれからの成長が期待されています。京都の文化を守るため、騎馬隊の存在はとても大切です。
- 騎馬隊とは、馬に乗った警察官たちの集まりで、主に公式行事や祭りの警備を行います。特に日本の伝統行事に欠かせない存在です。
- 競走馬とは、馬の中でも特にレースに出るために育てられた馬を指します。スピードやスタミナが求められ、競技によっては厳しい訓練が必要です。
- 調教とは、馬を良い状態に育てたり、特定の役割に適応させるためのトレーニングのことです。信頼関係を築くことが重要です。
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