左京区での車いす駅伝、京都の誇りを感じる2つのチームの挑戦

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左京区での車いす駅伝、京都の誇りを感じる2つのチームの挑戦

いよいよ3月9日、京都市内で第36回全国車いす駅伝大会が開催されます!今年も地元京都は、左京区の京都国際会館前をスタート地点とし、右京区のたけびしスタジアム京都までの21.3kmを5人のランナーが心をひとつにして走ります

この大会は、ただのスポーツイベントにとどまらず、地元の誇りを胸に、多くの人々が応援を送る場でもあります

さて、今年の京都チームですが、実は少し大変な状況にあります

2月に起こった予期せぬアクシデントで、主力メンバーの用田竹司選手が転倒し、鎖骨を骨折して入院することになりました

チームの総監督である坂野晴男さんも「あの瞬間、心が折れそうになった」と話してくれました

そんな中、8年ぶりに駅伝復帰を果たす選手が現れました

その名は澤村聡一選手(48歳)

彼は「京都が2チーム連続出場することを守りたい」と強い意志を持って取り組んでいます

実際、地元のサポーターたちが2つのチームで励まし合っている姿を見ることができるのが、京都の誇りでもあるのです

澤村選手が復帰するにあたり、チーム内では彼にぴったりの車いすを探しました

残念ながら澤村選手の体が少し大きくなってしまい、以前の車いすには乗れなくなっていましたが、チームの協力でなんとか彼のサイズに合ったものを見つけることができました

そして、澤村選手は過去に京都Aチームのアンカーとして、14年ぶりの優勝に貢献した実績を持つ選手です

今年は「楽しむこと」をテーマに掲げるBチームでの完走を目指しています

地元京都のため、みんなで力を合わせて、笑顔で走り切りたいですね

今年も左京区での応援をよろしくお願いします!

ピックアップ解説

「車いす駅伝」とは、障がいを持つ選手たちが車いすを使って行う駅伝形式の競技です。日本で初めての大会が行われたのは1994年で、現在は全国各地で行われる人気のあるスポーツとなっています。車いす駅伝は選手同士が心を一つにし合うため、ただのレース以上に感動を生むイベントです。選手たちの競技を通しての絆は、私たちの心にも影響を与えてくれます。さらに、この大会は多くの方々にスポーツの楽しさを伝える良い機会です。障がいの有無を超え、同じゴールを目指す姿は、多くの人々に感動を与えます。

キーワード解説

  • 車いすは、身体に障がいを持つ人たちが移動するために使う道具で、通常の椅子とは違い、車輪を使って自分の力で動かすことができるようになっています。
  • 駅伝は、複数のランナーがリレー形式でタスキ(バトンのようなもの)をつなぎながら走る競技のことです。チームワークや戦略が重要で、見ている人を引き込む魅力があります。
  • 京都チームは、京都で活動する車いす駅伝の代表チームであり、地域の人々と協力して参加しています。地元の声援が彼らの活躍を後押しする存在となります。

4月26日(土)

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