特殊詐欺増加中!京都府内の金地金の危険性

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最近、京都府で特殊詐欺が増えてきているというニュースがありました

この詐欺は、金地金(きんじがね)をだまし取るもので、昨年だけで京都府内で数件発生し、合計で約3億円もの被害が出たのです

特に金の価格が高騰していることが影響していると考えられています

金地金とは、金の延べ棒や金塊のことで、どこの国でも価値がある「通貨」として使われます

京都市中京区の貴金属販売店「ゴールドスリーサイトウ」の社長、齋藤博さんによれば、1グラムの金の値段は、1万4993円と前年に比べてかなり高くなっています

この背景には、ウクライナでの戦争や中東情勢の不透明さ、そして資産運用への関心が高まっていることがあると言われています

府内では、昨年4件の特殊詐欺が金地金を狙い、被害者は6人にのぼり、総額は2億9800万円にもなっています

例えば、京都市上京区に住む60代の男性は、警察や検察をかたった電話で「逮捕状が出ている」と不安をあおられ、金地金を購入し、だまし取られてしまったのです

このような詐欺は東京や大阪でも見られ、手口は「逮捕状が出ている」と言って金地金を買わせるというものです

金地金が狙われる理由は、世界的に価値が高まり、現金よりも移動が楽だということです

京都府警は、こうした被害を防ぐために注意を呼びかけています

貴金属店では詐欺防止のためのポスターを掲げ、購入目的を確認していますが、不審な点がない限り販売せざるを得ないという現実もあります

特殊詐欺から身を守るためには、不審な電話があった場合にはすぐに周囲の人や警察に相談することが大切です

ピックアップ解説

金地金とは、金の延べ棒や塊のことを指し、国を問わず価値があるため、特殊詐欺の標的になりやすいのです。世界的に金の価値が高まる中、移動が簡単で現金よりも目立たず買いやすい点も要因です。金地金を持つことは、資産運用にも役立つ一方、詐欺被害に遭わないよう注意が必要です。

キーワード解説

  • 金地金とは、金の延べ棒や塊を指し、商業取引や資産運用に利用されます。特に価値が高いため、詐欺犯罪の対象になることが増えています。
  • 特殊詐欺とは、特定の状況を利用して金銭をだまし取る犯罪の一種です。電話での手口が多く、相手の不安をあおって金銭を要求します。
  • 貴金属販売店とは、金や銀、プラチナなどの貴金属を販売するお店のことです。金の価格は常に変動するため、投資目的でも利用されます。

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