
みなさん、最近は自然災害だけでなく、特殊詐欺やその手口に気をつけなければならない時代ですね
特に京都にも、心配なニュースが届いています
今日は、京都府内で確認された特殊詐欺の新たな手口についてお話しします
この内容を知ることで、京都の皆さんが被害に遭わないよう、お互いに注意を呼びかけていきたいと思います
新たな手口「逮捕状」のポストへの投かん
昨年、京田辺市に住む87歳の女性に起こった実際の出来事です
警察官を名乗る人物から電話があり、「あなたの口座に金を振り込んだ泥棒を捕まえた
書類をポストに送るから見てほしい」と言われたそうです
この電話を受けた後、ポストに入っていたのはなんと偽の逮捕状でした
逮捕状には女性の氏名、年齢、住所が正確に記されていて、まるで本物のようでした
男性を知っている知人が不審に思い、警察に通報した結果、この逮捕状が偽造されたものであることがわかりました
注意が必要!偽の逮捕状
警察によりますと、このような手口は全国で増えているようです
事前に電話をしておいてから、偽の逮捕状をポストに投かんし、その後金を要求するという手法が確認されています
スマートフォンを使い、画面で見せる手口や画像を送信する方法もあるため、注意が必要です
実際の調査手続きとは異なる
警察は、実際に捜査を行う際に逮捕状をポストに届けたり、スマートフォンでやり取りをしたりすることはないと公式に断言しています
ですので、電話で警察だと言われてもすぐに信じないようにしましょう
対策と注意点
特殊詐欺の多くは電話がきっかけで発生します
まずは知らない番号には出ないことが大切です
また、詐欺グループがよく使う番号の前に「+」マークがある番号にも出ないようにしましょう
もしも不在であれば、留守番電話にしておき、確認後に折り返し電話をすることも効果的です
特に重要なのは、固定電話を使用している場合、警告音が流れる機能付きの電話機を導入することを検討することです
これにより、詐欺の被害を未然に防ぐことができます
京都にも様々な詐欺の傾向や特徴がありますので、特設サイトで知識を深め、十分に警戒してください
逮捕状という言葉は、法律用語で、罪を疑われている人を逮捕するために必要な書類です。これが正式に発行されると、警察はその人を合法的に逮捕できます。しかし、今回のように詐欺に使われることもあります。本物のように見せかけられた偽の逮捕状には非常に注意が必要です。正しい知識を持つことで、自分自身や大切な人を守る手助けとなります。
- 偽の逮捕状とは、法的効力を持たない文書で、主に詐欺行為に用いられるものです。本物に見せかけて人を騙すことが目的です。
- 特殊詐欺とは、電話やインターネットなどを通じて、他者を騙して金銭を得る犯罪の総称です。最近は増加傾向にあります。
- マネーロンダリングとは、不正に得たお金を合法的な資金に見せかける行為です。これにより、犯罪行為が隠されます。
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