
京都府警向日町署が、長岡京市今里2丁目のウエルシアドラッグストアの店員、久乗実南さんに感謝状を贈りました
なぜなら、久乗さんが優れた判断力で特殊詐欺の被害を未然に防いだからです
これは、パソコンの画面に「修理が必要」といった偽の警告が表示され、金銭をだまし取られる「サポート詐欺」と呼ばれるものです
この日、久乗さんは来店した高齢男性から電子マネーカードの場所を尋ねられました
彼は「何に使われますか?」や「警察に通報してもいいか?」といった質問を投げかけ、男性の反応から詐欺を疑いました
結果、その男性は購入を取りやめ、その後、向日町署に相談したところ、やはり詐欺だったことが判明しました
久乗さんは「電子マネーの場所を聞かれることは少なく、高額な10万円を要求されたので怪しいと思った」と振り返ります
また、店長の籔内基也さんは、彼女が普段から利用者の気持ちに気を配り、積極的に声をかけていることを称賛しました
このように、長岡京市の店舗が特殊詐欺を未然に防ぐ取り組みが評価され、地域の安全に貢献しています
私たちも、こうした話を知ることで、身近にある危険を認識し、注意を払うことが大切です
ピックアップ解説
詐欺とは、他人を騙して不正に金銭や物品を得る行為です。近年、特に高齢者をターゲットにした「サポート詐欺」が増加しています。これは、比較的簡単に実行できる手口で、電話やパソコンを利用し、「修理が必要」といった警告を出すことで、被害者にお金を払わせようとします。私たちもこうした手口をよく知り、周囲の人々に注意するよう伝え合うことが重要です。
キーワード解説
- 詐欺とは、他人を意図的に騙して金銭や物品を取る行為を指します。法律で禁じられている犯罪です。
- 警察とは、法律を守らせるために存在する公的機関で、犯罪を防ぎ、摘発する役割があります。
- 電子マネーとは、デジタル形式の通貨で、インターネットや特殊なカードを使って簡単に金銭のやり取りができる仕組みです。
前の記事: « 祇園祭後祭の鷹山、木材破損も無事復旧へ
次の記事: 参議院選挙!京都で期日前投票が増加中の理由 »
新着記事