京都市で開催されたイベントが、私たちの生活においてとても重要なテーマを考えさせてくれました
それは「地震」に関することです
30年前の阪神・淡路大震災や最近発生した能登半島地震の教訓から、市民に住宅の安全について真剣に考えてもらうことを目的とした催しが行われました
このイベントは、京都弁護士会が主催し、地震の被害を知るための様々な展示や専門家による相談コーナーが設けられました
中でも特に面白かったのは、建物の耐震性を学ぶコーナーです
訪れた人々は、木製の住宅模型を実際に揺らすことができ、柱と柱の間に入れる「筋交い」を知ることができました
この「筋交い」とは、建物の強度を高めるための補強材で、地震の揺れに耐える力をつけるために使われます
さらに、京都府内にある活断層を示した地図も展示されていて、自分の住んでいる場所の近くに地震を引き起こす可能性のある活断層がないか確認することができました
地震がいつ起きるかわからないからこそ、自分の命を守るため、しっかりと備えておくことが大切です
イベントに参加した京都市の設計士の方も、「わかりやすく展示されていて非常に勉強になった
南海トラフ地震が起きる可能性が高まっていると聞いているので、耐震補強をしっかり考えなければならないと感じた」と語っていました
このように、地震に対する知識を深めるイベントは、私たち京都市民にとってとても重要です
地震の恐れを知り、自分ごととして捉えることが、さらなる安全につながることでしょう
京都弁護士会の上田敦弁護士も、「地震はいつ起きるかわからない
その意識を持って、自分や家族の命を守るための備えをしてほしい」と訴えています
私たちもこの機会に、しっかりと地震対策を考えるべきですね
「筋交い」とは、建物を強化するための斜めの補強材で、特に木造住宅に多く使われます。これにより、地震の揺れを受けたときに建物が破損するリスクが低くなります。もし筋交いがないと、建物全体が揺れてしまい、倒壊の危険性が高まるのです。実際に模型を使った体験で、筋交いがあるとどれだけ強くなるかが確認できたのは、とても良い経験でした。
- 活断層とは、地震を引き起こす可能性のある地層のことで、過去に地震が起きた場所を指します。これらの場所は、時間が経つにつれて再び地震が起きるリスクが高いとされています。
- 耐震補強とは、建物を地震から守るために行う工事や対策のことです。筋交いや耐震壁を取り入れることなどで、地震の揺れに対する強度を高めることが目指されています。
- 防災とは、地震や火災などの災害から自分たちを守るための取り組みや対策のことです。具体的には、避難訓練や非常用の食料の準備などが含まれます。
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