
京都宇治市にある有名な花の寺である三室戸寺で、新しく開設された久留米ツツジ園が今年初めて公開されています
その美しいツツジの花が、今まさに見頃を迎えています
このツツジ園は、本堂の西側に広がる5,000平方メートルの斜面に位置しており、日差しをたっぷり浴びることのできる理想的な場所です
なんと、ここには1万5,000株もの久留米ツツジが植えられています
今年の見頃は19日ごろから始まり、赤色の花が最初に咲き、その後に白やピンク、紫などの色とりどりのツツジたちが次々に花を開き始めています
これらの久留米ツツジは、九州の久留米地方で品種改良されたもので、小ぶりで可愛らしい花が一斉に咲くのが特徴です
宇治市に訪れた方は、この美しいツツジの連なりをぜひ楽しんでもらいたいです
なお、ツツジ園の公開は4月27日まで行われていますので、この機会をお見逃しなく!
ピックアップ解説
久留米ツツジとは、九州の久留米地方で改良されたツツジの一種です。私たちの京都でもこの花を見かけることが多いですが、特徴はその小ぶりな花と、一斉に咲く姿です。特に、花の色が豊富で、赤や白、ピンク、紫などさまざまな種類があり、春の訪れを感じさせてくれます。花が咲く時期になると、観光客が多く訪れる宇治市の景色は、心躍るものです。このようなイベントがあると、地域も元気をもらえますね。
キーワード解説
- 久留米ツツジは、九州の久留米地方で生まれたコンパクトなツツジ品種です。特徴は、その小ぶりでかわいい花です。
- 品種改良とは、新しい特徴を持つ植物や動物を作るために行う交配や育種のことを指します。自然の法則を利用して、より良い品種を作ります。
- 春の訪れとは、冬が終わり、温かくなる季節を指します。桜やツツジの花が咲き始めることで、私たちにも春の到来を感じさせてくれます。
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