私たちが住む京都市で、2024年の梅毒感染者数が125件に達し、過去4年連続で最多を更新していることが明らかになりました
特に注目すべきは、10代から20代の女性における感染者の増加です
これは、今どきの出会いのスタイル、つまりSNSやマッチングアプリの普及が影響していると考えられます
出会いが増える一方で、注意が必要な状況です
実際に、10年前の2014年には11件だった梅毒感染者数が、現在ではなんと約11倍も増えており、5年前の66件からは約2倍に増加したことを考えると、この問題の深刻さがよく分かります
全国的な統計でも、2024年には約1万4663件と、高い数字が続いているのが現状です
市の発表によると、梅毒に感染する理由の約8割は性的接触によるものです
男女別に見てみると、男性は72件(前年比3件増)に対し、女性は53件(同12件増)と、明らかに若い世代の女性の感染が増えています
特に、20代が46件と最多で、次は40代が22件です
男性は30代を除く全ての年代で増加傾向にありますが、女性の場合は10代と20代に特に多いことが分かります
梅毒の初期症状には、感染部位に赤いしこりやリンパ節の腫れがありますが、症状が消えることがあるため、感染に気づかないこともあります
実は、梅毒は自然に治ることはなく、放置すると障害が残る恐れもあります
このため、京都市では、市民に向けて無料かつ匿名での検査を呼びかけています
検査は京都工場保健会(中京区)で受けることができ、予約は0120(636)040まで
梅毒とは、細菌による性感染症の一つで、感染が進むとさまざまな身体的な問題が起きる危険があります。京都では最近、若者の感染者が増えており、特に女性に多いとされています。これは、出会いの場が増えたためかもしれませんが、注意が必要な病気です。梅毒は初期症状がなくなることもあり、それが非常に危険です。症状がある場合や心配な時は、ぜひ検査を受けるようにしましょう。京都の工場保健会では、匿名で無料の検査ができるので、心配な方は足を運んでみてください。
- 性感染症とは、主に性的接触によって感染する病気のことを指します。梅毒やクラミジア、淋病などが代表的です。
- 出会いの場とは、人と出会うことができる場や機会のことを意味します。最近ではSNSやマッチングアプリが人気です。
- 梅毒とは、トレポネーマという細菌によって引き起こされる性感染症です。皮膚や内臓に影響を及ぼすことがあります。
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