
舞鶴市には、みんながよりよく自分を理解し、他者を尊重するための大事な場があります
それが、男女共同参画センター・フレアス舞鶴です
こちらでは、16日に「性をテーマに人権を考える日」というイベントが行われ、性についての理解を深めるための講座が2つ開かれました
このイベントは、性別による偏見をなくすことを目的としており、誰もが自分らしく生きられる社会を目指しています
講座の内容と参加者の様子
この日の講座では、「包括的性教育」と「性の多様性」というテーマが取り上げられました
まず、「家族で学ぶ体と心のお話」という講座では、京都府助産師会の有松友季子さんが講師として参加してくれました
親子連れ約20人が集まり、男女の体の仕組みや出産について楽しく学びました
プライベートゾーンを知ろう
有松さんは、他人に見せたり触らせたりしてはいけない「プライベートゾーン」についても説明しました
「プライベートゾーン」とは、自分の体の中で触れられたくない部分や、近づいてほしくない距離のことを指します
彼女は、「これ以上、近づいてほしくない距離は、人によって違う
自分で決めていいんだよ」と親子に語りかけました
親同士の意見交換
さらに、親だけの時間も設けられ、参加者が性に関する悩みや経験をシェアしました
「子どもと性のことを話すのは難しい」との声もありましたが、有松さんは「性に限らず、普段から親子でタブーなく話してほしい」と強調しました
大切なのは、子どもが自然に性について学べる環境を作ることです
多様性を受け入れるために
講座はもう一つあり、「性別で見る多様性と人権」について考えるものでした
この講座では、性自認や性的指向の多様性について、参加者が講師の体験談を聞き、意見を交わしました
性の多様性を理解し、他者の違いを受け入れる力を育てることが、豊かな社会づくりにつながります
舞鶴市のこのような取り組みは、地域住民が性や人権について考える良い機会を提供しており、これからの舞鶴をより良い場所にするための第一歩となるでしょう
「プライベートゾーン」とは、自分が他人に触られたくない部分のことです。この距離を知ることは、自己防衛やコミュニケーションに重要です。例えば、自分の体のことを話すとき、許可がないと触らせないという合意を持つことが大切です。これにより、子どもは自らの身体を守る術を学び、他人を尊重することも理解できるようになります。
- プライベートゾーンは、自分が触られたくない体の部分を指します。これを知ることで、子どもは自分の体を守る意識を育てます。
- 包括的性教育とは、性に関する知識を包括的に学ぶ教育です。体の仕組みから人間関係まで多岐にわたります。
- 性の多様性とは、性自認や性的指向の違いを指します。これを理解することで、他者を尊重し、受け入れる力が育まれます。
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