
京都府の長岡京市にある「きょうと福祉倶楽部」が開設20周年を迎え、特別な講演会が6日にバンビオ1番館で行われました
この施設は訪問介護やケアプランの作成を通じて、地域の高齢者やその家族を支えている重要な存在です
そんな中、人生の最期をサポートする在宅医療や介護について考える機会が設けられました
認知症と共に生きる
はじめに、神奈川県の「生活とリハビリ研究所」代表の三好春樹さんが登壇し、認知症の方との接し方についての貴重な体験を語ってくれました
一見、不規則に思える行動にも、それぞれの人生経験に基づいた理由があると指摘しました
とても大事なことは、「一緒に生きていくこと」であり、『尊厳生』をつくることが良い介護につながると力強く語りました
在宅医療の重要性
次に、日本在宅ホスピス協会の会長である小笠原文雄さんが、がんや心臓病患者への在宅医療に関する経験をシェアしました
大切なのは、その人らしい人生の終わりを迎えられるよう、当事者の意思を尊重し、しっかりと関わることです
「生き方や死に方、みとりについて考え、その心に触れることがホスピスケアの本質です」と強調され、聞いている人々の心にも響く言葉でした
対談での深い学び
また、三好さんと小笠原さんによる対談も行われ、約100人がその様子を見守りました
こうした機会を通じて、地域の人々が福祉についてより深く考える助けになることが期待されます
京都の未来を思い描く上で、私たちができることはたくさんあります
地域と共に歩む
このように、福祉に関する知識を広げることは、私たち自身の生活にも良い影響を与えるでしょう
長岡京市にある「きょうと福祉倶楽部」のような事業が、これからも地域社会を支え、皆が安心して暮らせる環境を作ることを願っています
「介護」とは、身体的や精神的な支援を行い、高齢者や障害者が自立した生活を送れるようにすることです。介護を受ける人が安心して生活できるように、介護者は日々の様子を見守り、必要に応じたサポートを行います。最近では、より良い介護を提供するために、介護者自身の心のケアも重要視されています。
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