
京都市では、母子父子寡婦福祉資金貸付金に関する違約金の算定に誤りがあったことを発表しました
対象となる方には文書で通知し、過剰に支払った金額については還付を行います
また、未納の方には請求金額の変更を行います
1 算定誤りの内容
業務システムのプログラムに不備があり、違約金の算定が誤って行われていました
具体的には、延滞元利金の額に端数がある場合、正しく切り捨てるべきところをそのまま計算してしまっていた点が問題です
誤った計算方法例
計算に必要な条件 | 正しい支払い方法 | 誤った支払い方法 |
---|---|---|
1,000円未満の端数 | 切り捨て | そのまま |
2,000円未満の総額 | 全額切り捨て | そのまま |
2 算定誤りの原因
この誤りは、令和2年4月から運用が開始された業務システムの設計ミスによるものでした
3 対象者数等
誤った請求が行われていたのは、計81名(90件)、総額92,800円に上ります
この内訳は、納付済みの方が58名(64件)、未納の方が24名(26件)です
※全81名のうち1名は2件の貸付を受けており、両方に該当
還付金は、1人当たり最低100円から最高9,400円までです
4 対象者への対応
これらの対象者には、通知文書や還付請求書、納付書を1月中旬から下旬にかけて発送する予定です
未納の方への請求は、正しい金額に修正されます
尚、還付金には利息が生じる場合も含まれます
また、他に滞納がある場合、還付金をその滞納分に充当します
報道発表資料
発表日
令和7年1月10日
担当課
京都市子ども若者はぐくみ局子ども若者未来部子ども家庭支援課(電話:075-746-7625)
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