
京都市中で、インフルエンザの定点医療機関当たりの報告数が、令和6年第52週(12月23日~12月29日)時点で55.79に達し、平成11年以降では過去最多を記録しました
新学期が始まり、集団生活が増える中、感染拡大が心配されるため、継続して手洗いやマスク着用などの基本的な感染対策を実践しましょう
1 インフルエンザ報告数の推移(令和6年)
発生動向調査週 | 報告数 | 全国(参考) |
---|---|---|
第48週(11/25~12/1) | 3.96 | 4.86 |
第49週(12/2~12/8) | 6.40 | 9.03 |
第50週(12/9~12/15) | 15.54 | 19.06 |
第51週(12/16~12/22) | 34.56 | 42.66 |
第52週(12/23~12/29) | 55.79 | 新たな情報は後日発表予定 |
2 インフルエンザ予防対策について
インフルエンザを防ぐためには、一人ひとりの「かからない」、「うつさない」という意識が大切です
(1)「かからない」ために
基本的な感染対策を心がけましょう
- 石けんで手をこまめに洗いましょう
- 人混みを避け、外出時にはマスクを着用しましょう
- 十分な休息と栄養を摂り、体力を保ちましょう
- 湿度を50~60%に保つため、加湿器を利用しましょう
- 室内はこまめに換気をしましょう
インフルエンザの予防接種を受けることもおすすめです
毎年、インフルエンザによって多くの方が命を落としています
特に、高齢者の方は重症化しやすいので、早めに予防接種を受けましょう
(2)「うつさない」ために
マスクは正しく着用し、くしゃみや咳はティッシュやマスクで覆いましょう
具合が悪い場合は、外出を避け、きちんと休息を取ります
(3)発熱等の症状が出た時は
発熱や咳がある場合は、まずはかかりつけ医に電話で相談し、指導に従って受診します
3 京都市の過去の流行状況
報告数 | 流行期入り | 注意報 | 警報 | 最多報告数 | |
---|---|---|---|---|---|
H30/H31シーズン | 3.58 | 第51週 | - | 第4週 | 47.71 |
R1/R2シーズン | 1.75 | 第48週 | 第50週 | - | 18.28 |
R2/R3シーズン | - | - | - | - | 0.03 |
R3/R4シーズン | - | - | - | - | 0.09 |
R4/R5シーズン | 1.14 | 第51週 | 第2週 | 第5週 | 35.58 |
R5/R6シーズン | 3.41 | 第36週 | 第42週 | 第5週 | 36.57 |
R6/R7シーズン | 1.22 | 第46週 | 第50週 | 第51週 | 55.79 |
このように毎年インフルエンザには注意が必要です
市民の皆さん一人ひとりが感染を防ぐために心がけることが重要です
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