
京都市交通局では、地下鉄烏丸線への可動式ホーム柵の全駅設置計画を再開します
これは新型コロナウイルスの影響により延期されていましたが、最近になって財政状況が回復してきたためです
この計画には、現在すでに設置されている駅(京都、四条、烏丸御池、北大路駅)以外の駅にも可動式ホーム柵を設置することが含まれています
設置予定は令和10年度中です
1 地下鉄烏丸線可動式ホーム柵の全駅設置
烏丸線では、乗降人員の多い駅にすでに可動式ホーム柵が設置されていますが、その他の駅への設置が計画されていました
しかし、コロナウイルスの影響で遅れていました
このたび、財政状況が回復傾向にあるため、設置計画を進めることが決定されました
⑴ 実施方法
当初は、自動列車運転装置と可動式ホーム柵の整備を同時に進める計画でしたが、可動式ホーム柵を早く設置するため、手動操作に変更し、運用開始までのスケジュールを短縮します
これにより運行時間が約2分延びることが予想されますが、運行本数は変わりません
⑵ スケジュール
設計:令和7~8年度
製作:令和9年度~
順次設置・運用開始:令和10年度~
全駅設置完了:令和12年度上半期
⑶ 概算事業費
可動式ホーム柵にかかる費用は約45億円です
2 四条駅の阪急連絡通路へのエレベーター新設
四条駅は、市営地下鉄の主要駅の一つで、1日あたり約10万人が利用しています
駅内には、阪急京都線との連絡通路があり、ここには約2mの高低差があります
これまでエレベーターが設置できなかったため、階段昇降機を使わなければならず、不便を感じていたお客様も多かったです
今回、特注のエレベーターを導入することが決まり、連絡通路へのエレベーター設置が進められることになりました
⑴ スケジュール
設計・製作:令和7年度
設置完了・運用開始:令和8年度末
⑵ 概算事業費
設置費用(設計費を含む)は約7300万円です
報道発表
発表日
令和7年1月14日
担当課
交通局高速鉄道部技術監理課(電話:075-863-5216)
交通局高速鉄道部電気課(電話:075-863-5274)
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