京都市右京区で、12日開催された「皇后杯第43回全国都道府県対抗女子駅伝」は、関係者や観客の熱い声援を受けて盛り上がりました
この駅伝は、日本陸連が主催し、京都新聞やNHKが共催、村田機械が協賛しています
全9区間、距離にして42・195キロを選手たちがタスキをつなぎ、たたかいました
特に注目は、オリンピックにも出場した見ごたえのある対決が最終9区で実現したことです
兵庫県の田中希実選手と長崎県の広中璃梨佳選手が、10キロのコースを競い合いました
田中選手が12位でタスキを受け取ると、広中選手は4秒差で13位にスタートしました
田中選手は、元々1500メートルなどの中距離が得意ですが、この10キロは不慣れな距離
しかし、彼女は2・8キロ付近で東京を抜き、9位との差を縮めることに成功しました
中間地点では、ほぼ併走状態でしたが、広中選手が気合いを入れ直し、一気に加速
結果的に、広中選手は4人を抜いて9位でフィニッシュし、田中選手は10位でゴールしました
広中選手は、「最後のゴールまであきらめない気持ちで走った
まさか田中選手と一緒に走ることになるとは思わなかった」と語り、仲間として絆を感じた瞬間を振り返りました
選手紹介
選手名 | 出身地 | 所属 | 主な業績 |
---|---|---|---|
広中璃梨佳 | 長崎県 | 日本郵政グループ | 東京五輪女子5000mで日本新記録 |
田中希実 | 兵庫県 | ニューバランス | 中距離選手として全国大会出場実績あり |
駅伝とは、リレー形式でチームがタスキをつなぎながら走る競技です。このスタイルは、日本の伝統的な文化に根付いており、特に駅伝は尊重されるイベントの一つです。全国各地から選手たちが集まり、県を代表する強豪選手たちが競い合う様子は、観客にとっても大きな感動を提供します。京都でも、この駅伝が開催されることで地域の活性化にもつながり、多くの人々が応援に訪れます。
- 駅伝は、複数の選手がタスキをつなぎリレー形式で走る日本の伝統的な競技です。
- 女子駅伝は、女性を選手にした駅伝競技で、全国各地で大会が行われています。
- 皇后杯は、陸上競技における全国女子駅伝の優勝チームに贈られるトロフィー及び大会名です。
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