京都府で高校生が学ぶダチョウ学特別授業

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最近、京都府立大学で非常にユニークな特別授業が開催されました

こちらは高校生に「ダチョウ学」を教えるもので、京都の教育シーンに新たな風を呼び込む試みです

ダチョウ学とは、ダチョウに関する学問で、主にその生態や飼育方法、さらにはダチョウの卵の活用方法などを学ぶことを指します

この授業は、京都府立農芸高校の1年生約70人を対象に行われ、府立大学の塚本康浩学長が特別講師を務めました

授業は「失敗だらけのダチョウ学」というユーモラスなタイトルでスタート

塚本学長自身が、鳥好きが高じてダチョウの研究者になった経緯や、ダチョウを飼育する際の困難について語りました

気性が荒くて育てるのが難しいダチョウですが、その卵には病原体の抗体を製造する材料としての重要な役割があります

高校生たちは真剣にメモを取りながら、学びを深めていました

また、特別授業の後には、現役の大学生や大学院生との交流の時間が設けられ、高校と大学の授業の違いや、高校時代に学んで役立ったことなどを聞くことができました

この交流が、子どもたちの進路選択にプラスの影響を与えることは間違いありません

参加した女子生徒の一人は「本当に面白い授業でした

進学するなら農業を学べる大学に行きたいと思っています」と感想を述べてくれました

このような特別授業が増えることで、京都の教育もますます魅力的になることでしょう

ピックアップ解説

ダチョウは、実は野生ではアフリカのサバンナに生息している鳥です。体長は2.5メートルにも達し、世界で最も大きな鳥として知られています。体重は最大で150キロ以上にもなるため、飼育するには特に注意が必要です。また、ダチョウの卵は鶏の卵の約30倍の大きさで、非常に栄養価が高いとされています。そのため、食材としても高く評価されています。ダチョウ研究が進むことで、卵から得られる抗体の製造など、数々の医療に役立つ可能性が期待されているのです。

キーワード解説

  • ダチョウとは、アフリカに生息する大きな鳥で、飛ぶことはできませんが、走る速さは時速70キロに達します。特に特徴的なのはその卵の大きさです。
  • 抗体とは、体内で細菌やウイルスと戦うために作られるたんぱく質の一種で、免疫の大切な役割を果たします。病気の予防や治療に貢献しています。
  • 特別授業とは、通常の授業とは異なり、特定のテーマや分野を深く学ぶために設けられた授業です。専門家から直接学べる貴重な機会です。

8月2日(土)

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8月3日(日)

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