最近、京都水族館で新しい生き物が展示され始めました
それは「タンゴスジシマドジョウ」という絶滅危惧種のドジョウです
なんと、このドジョウは丹後半島の特定の川でしか確認されていないとても貴重な生き物なんですよ
「タンゴスジシマドジョウ」は、体に並んだ黒い斑点と美しい尾びれの模様が特徴で、2010年にこの川で初めて発見されました
環境省のレッドリストに載っていて、絶滅の危機にあるんです
水族館では、滋賀県の博物館から譲り受けた90匹以上のタンゴスジシマドジョウを展示しています
展示は2025年4月25日まで行われる予定です
京都水族館の展示飼育チームの河崎誠記さんは「限られた場所にしか生息しない生き物なので、繁殖によって個体数を増やすことが目標です
何とか守っていきたいです」と話しています
これからの繁殖に向けた期待が高まりますね!
京都水族館はこういった珍しい生き物を通じて、私たちに自然環境の大切さを教えてくれます
今後、京都を訪れる際にはぜひ立ち寄ってみてください!
ピックアップ解説
タンゴスジシマドジョウは、体に斑点があり、非常に鮮やかな模様をしています。この魚は、ものすごく狭い範囲でしか生息していないため、環境の変化によってすぐに危険な状態になる可能性があります。たとえば、川の水質が悪化したり、開発で生息地が失われたりすると、彼らが生きられなくなってしまいます。だからこそ、彼らの繁殖が大切なんです!珍しい生き物を守るために、私たちも環境を大切にしなければいけませんね。
キーワード解説
- 絶滅危惧種とは、自然に生息する個体数が少なくなっていて、命が危険にさらされている動物や植物のことを指します。
- 水族館とは、海や川に生息する魚や水生生物などを観察できる施設で、多くの人々が学びや楽しむ場でもあります。
- 繁殖技術とは、動植物を繁殖させるための方法や技術のことで、特に絶滅危惧種の保護のために重要です。
前の記事: « 下京区で発生した900万円詐欺事件の詳細と影響
次の記事: 久御山町のごみ分別チラシを配布開始 »
新着記事