警察犬の嗅覚が私たちの命を守ることもあることをご存じでしょうか?京都府警と消防団が協力して行う捜索訓練の様子を、私たちの街・京丹波町でご紹介します
この訓練は、行方不明者をできるだけ早く見つけるためのものです
実際にここで行われた訓練では、雄の警察犬「ヴレーブ」が活躍しました
訓練は京都府立丹波自然運動公園の広々とした場所で行われました
行方不明者の持ち物のにおいを嗅がせると、「ヴレーブ」はすぐに捜索を開始
公園内で負傷した要救護者役の人を、なんと30分ほどで見つけ出しました
このように、警察犬の優れた嗅覚は、私たちの安全を守るために欠かせない存在です
京都府内には現在5頭の警察犬がいるそうで、主に京都市から派遣されているのだとか
高齢者などの行方不明者を捜索するために、南丹署では今年に入ってからも出動が求められた事例がありました
このように、警察犬の力を借りれば、時間が限られた状況でも迅速な捜索が可能になります
南丹署の立垣孔嗣地域課長は「時間との勝負になる捜索に警察犬は非常に役立つ
地域の消防団にも警察犬の存在を知ってもらい、今後も連携していきたい」と話しています
今回の訓練は3月2日に行われましたが、これからも地域の安全を守るための取り組みが続いていくことを期待しています
「警察犬」とは、特に捜査や救助を目的として訓練された犬のことです。警察犬は、特別な嗅覚を持ち、人間の数千倍以上の嗅覚で対象物の臭いを捕らえます。そのため、行方不明者や犯罪者を見つける際に非常に役立ちます。警察犬は一定の訓練を受け、プロのハンドラーとペアを組んで活動します。したがって、彼らはただの犬ではなく、特別な任務を持つ仲間なのです。
- 警察犬とは、捜査や救助活動に使用される特別に訓練された犬のことを指します。
- 消防団とは、地域の消防活動を担うボランティア団体で、緊急時の火災や災害に対応します。
- 捜索訓練とは、行方不明者や救助が必要な人を早期に発見するための訓練を指します。
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