中京区で小雁さんの追悼式が行われました

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中京区で小雁さんの追悼式が行われました

 2023年3月28日、91歳でこの世を去られた喜劇役者・芦屋小雁さんの葬儀が、京都市中京区のホールで行われました

葬儀には、多くのファンや芸能関係者約150人が集まり、喜劇界の伝説に敬意を表しました

小雁さんは草創期のテレビから映画、舞台まで多くの人々に愛されてきた喜劇人で、その最後の瞬間を見守りました

 祭壇には、小雁さんの笑顔が映る遺影が飾られ、その左右には、多くの俳優や落語家が供花をした様子を描いた庵型の板が並べられ、まるでまねき看板のようです

この葬儀は無宗教で行われ、参列者は兄・雁之助さんのしのぶ会と同様に、小雁さんが愛してやまなかったコーヒー豆をつまんで焼香しました

 盟友である大村崑さん(93)は弔辞を述べ、「好きな桜が咲く季節、花道をあっちの方に行く

きょうは小雁ちゃんの楽日やね」と語りかけ、その言葉に参列者も心を打たれました

出世作となったコメディー番組「とんま天狗」の思い出を振り返りながら、「本当につらいよ

また会おう」と涙していました

 葬儀の際には、小雁さんが出演した映画「悪名」シリーズや、兄から引き継いだ舞台「裸の大将」、さらには認知症を公表後の奥様との日常を追ったドキュメンタリーなど、数々の作品が上映されました

最後の瞬間、参列者は拍手でお見送りし、「日本一」との声も上がりました

ピックアップ解説

「喜劇」とは、人々を笑わせるための演技や小話を行うことで、古くから日本の演劇やテレビにも広く用いられています。特に京都では、江戸時代からの伝統的な寄席文化が今も息づいています。笑いを提供することで、観客に存在する明るいエネルギーを与える役割があるのです。喜劇は、人々の日常に笑顔をもたらし、時には深いメッセージを伝えることもあります。小雁さんもその魅力を存分に発揮し、多くの人々を楽しませてきました。

キーワード解説

  • 笑いとは、人間の無意識的な反応であり、楽しいことやユーモアに対する反応として発生します。
  • コメディーとは、笑いを目的とした演劇や映画のジャンルで、特に登場人物の誇張や滑稽さが大きな特徴です。
  • 茶道とは、日本の伝統的な茶を点て、飲む儀式のことで、精神的な集中や礼儀を重んじる文化が根付いています。

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