中京区のスーパーでのはだか売り増加を目指そう

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中京区のスーパーでのはだか売り増加を目指そう

皆さん、最近のスーパーでの買い物、どう感じていますか?実は、もっと自然な状態で販売される野菜や果物である「はだか売り」の商品が、全体のたった1割しかないという調査結果が出ました

この結果は、京都市中京区の環境団体が実施した調査に基づいており、日本全国の約1200店を対象に行われたものです

調査によると、普段私たちが目にする青果売り場では、プラスチック製の袋に包装されている商品が非常に多く、多くの場合、必要以上のプラ包装がされていることが浮き彫りになっています

特に「西高東低」という傾向があり、関東地方に比べて近畿地方や四国のほうがプラ包装の割合が高いのです

フランスなどでは、プラ包装を禁止する流れがある中で、私たちも何かアクションを起こしたいですね

調査結果の詳細

地域はだか売り率
北海道18%
東海・山梨13%
関東13%
近畿12%
四国11%

品目別に見ると、キュウリが35%、ジャガイモが17%、ニンジンが10%という結果に

ほうれん草とバナナはなんと2%という低い数字です

昔はほうれん草も簡単にバンドを巻くだけで販売されていたのに、今はほとんど見かけることがなくなってしまいました

何が問題か?

調査をまとめた環境市民プロジェクトリーダーの堀孝弘さんによれば、プラ包装を減らすためには、消費者の意識も大切です

私たちが日常的に使っているレジ袋の件は改善されてきましたが、プラ包装の現状はあまり変わっていないというのです

「はだか売り」を今の10%から30%に増やすことができれば、不便は感じないはずだと堀さんは言います

実際、お店側が包装しないと売れないという誤解もあるかもしれません

この調査から私たちは、日常生活での選択を見直し、環境への配慮も忘れずに行動するべきではないでしょうか

もっと自然な形で、かつ環境に優しい買い物ができるよう、私たちも意識していきたいですね

ピックアップ解説

はだか売りとは、実際に包装されていない生鮮食品のことを指します。多くの場合、環境保護の観点から、プラスチック包装を減らす動きが世界的に広がっています。京都では、昔はあまり包装されていなかった野菜も、今ではほとんどが包装され、自然な状態での販売が少なくなってしまいました。環境に優しい選択をしていくためには、こうした「はだか売り」の存在をもっと意識する必要があります。

キーワード解説

  • プラ包装とは、食品などをプラスチック製の材料で包むことを指します。この包装方法は、商品の鮮度を保つのに便利ですが、環境問題が叫ばれる中では持続可能でないとされています。
  • 青果物とは、主に農作物として育てられる野菜や果物のことを指します。この言葉は日常的に使用され、私たちの食卓に欠かせない存在です。
  • 環境意識とは、環境問題に対する理解や配慮のことを言います。私たちの生活習慣や消費行動に影響を与える重要な概念です。

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