京丹後市で元料理人が注目の食文化を発信中

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京都府の京丹後市は、美しい海と自然が魅力の町です

本日は、そんな京丹後市丹後町間人で、元料理人の男性が地域に根ざした美味しい商品を作り始めたという嬉しいニュースをご紹介します

彼は、イタリアやスペインの料理の腕を生かし、間人産の新鮮なコッペガニを使ったパスタソースや沖ギスのアヒージョの缶詰を製造、販売しています

この商品の魅力は、何と言っても地元食材をふんだんに使っているところ

そのため、地域活性化にも一役買っているのです

移住者である中里佳史さん(45)は、元々大阪市から京丹後市に引っ越してきたのですが、彼の経歴は実に多彩です

兵庫県姫路市出身で、調理師専門学校を卒業した後、大阪や神戸の料理店で約8年間も料理の世界で腕を磨いてきました

しかし、営業職としての約16年間も経験を積んだ彼は、コロナ禍をきっかけに「新たな生き方を見つけたい」と地方移住を決意しました

「海がきれいで人々の地元愛が強い」と感じ、間人を選びました

地元の美味しい食材がありながら、土産物が少ないことに気づき、料理の技術を生かしてこのプロジェクトに取り組むことにしたそうです

地元の任意団体「まるっぽ間人プロジェクト推進協議会」と連携し、新鮮なコッペガニと沖ギスを使った商品開発に取り組み、たちまち人気商品となりました

彼の作るパスタソースは、カニの殻を煮詰めた濃厚なスープや身、卵をふんだんに使い、トマトソースと合わせた一品です

一方、沖ギスのアヒージョはオリーブ油やミニトマトに黒こしょうを加え、あっさりとした風味で仕上げています

どちらの商品も、地元の道の駅やアミティ丹後で取り扱いがあり、初回製造分は秒速で完売

中里さんは「素材の良さを引き出すことを心がけている」と力強く語ります

これからも、京丹後市間人の魅力を広める商品が登場することを期待しています

ピックアップ解説

コッペガニとは?コッペガニは、主に日本の海に生息するカニの一種で、特にその甘みが特徴です。間人では、コッペガニの漁獲が盛んで、新鮮なものを使った料理が人気です。特に、パスタソースやアヒージョにするとその濃厚な旨味が引き立ちます。間人産は特に甘くておいしいと評判で、海の幸を楽しむにはぜひ食べておきたい一品です。

キーワード解説

  • コッペガニとは、日本海沿岸でよく捕れるカニのひとつで、甘みと旨味が特徴です。料理に使うと、その風味が料理全体に深みを与えます。
  • アヒージョとは、オリーブオイルで魚介類や野菜を煮るスペイン料理の一種です。お手軽に作れて、香りが食欲をそそります。
  • 地域活性化とは、地域の経済や文化を進化させ、人々の生活を豊かにする施策のことです。特に地元の特産品を利用することが多いです。

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